映画について

シノプシス

死を目前に控えた老女ソフィアの脳裏を走るのは、若き頃、愛し合ったレオとの思い出。走馬灯の様に流れる思いを身体中で受け止め、最後の力を振り絞るソフィアの前に現れるのは…

監督からの一言

命ある生き物は、その命が燃えつく瞬間、偉大なパワーを発するということを以前幾度か耳にしたことがありました。

愛する祖母の死を通じて、人間の魂が死から次のステージに向かう瞬間を実体験した事からこの作品が始まりました。あの体験は未だ言葉だけで表す事が難しく、これまでなかなか執筆に励みませんでした。祖母が他界してから16年、音楽を探し続けて3年が経ったある日、友人から、日本人でありながら世界中で活躍するポストロックバンドMONOを紹介されました。カメラマンとして彼らのアーティストフォトの撮影と最新作アルバムThe Last DawnとRays of Darknessのレコーディング風景を映像でドキュメントをした2014年の5月、ふと何か懐かしい 思いが心に響きはじめ、気がつくとこの映画の要素となったインスピレーションが私におりてきていました。

彼らの音楽に対する思い、その魂から奏でだす響き、特にThe Last Dawnからの一曲、Where We Beginに影響をうけた私は、従来の映画ではなく、映像、そしてダンスのみで、現在の社会問題を取り入れたラブストーリーを展開することを決意し、その4ヶ月後、 映画「Where We Begin」の撮影に入りました。

 

この映画が国境を越え、世界中の人たちに伝わることを祈りながら、私たちの製作にボランティアとして携わってくれた人々、私の母校である、南ユタ州立大学の演劇・ダンス学科の方々、ユタ州シダー市のローカルコミュニティーの人達、そしてKickstarterで世界中からサポートをしてくれた皆さんに心から感謝を申し上げます。

宮崎光代